正月過ぎから雪ほろき、雪堀り、剪定、さくらんぼの芽かきと作業が続いています。
一部を動画でご紹介したいと思います。
2018年2月13日撮影。
この辺りでは「雪ほろぎ」と言います。 (「ほろく」は払い落とすの意)
今年は例年よりも気温が低く、湿り気の少ない雪が一気に降ったため軽い雪でした!
積雪180cmほど。 果樹の産地としては世界一積雪が多いそうです。
2018年2月20日撮影。
枝を傷付けないように慎重に掘っています。 積雪180cmほど。 今年は2m以上積もりました。
2018年2月26日撮影。 雪を早く消すために鶏糞入りの炭を撒いています。
あと少しで剪定が終わります。
今年から私も剪定をはじめましたが、「去年これだけ伸びているから樹勢が強い」だの「弱い」だの、「樹勢が強いから弱めに切る」だの「こっちの枝は数年後にこういう形にしたいので変な形にならないようにそっちの枝を切る」だの…
この一刀でこの木の未来が変わってしまうと思うと悩みに悩んで手が止まってしまいます。
あまりにも悩んでいると園主が、
「色んな切り方があるけど50年も切ってきた木がこういう形になって、死ぬ間際にようやく俺の剪定はこうだったなあ~って結果が出るんだから、まあ好きなように切ってみて覚えろ」
とのことだったので、ズバズバ切りました。
遠くから園主の
「あっ!!その枝切ったか…」
という声が聞こえましたが、好きなように切ってみろと言った手前か、口出しせず様子をみていました。
来年が恐ろしいです。
最後にひつじの赤ちゃんの動画を載せておきます!
名前はまだ決めていないので畑仕事をしながら考えたいと思います。
それではまた!